Webサイト制作におすすめのツールを、CMSやECサイト構築ツールなど、用途別に紹介します。BASEやCanvaなど、無料で使えるツールも紹介しています。Webサイトの制作方法や種類も解説するので、Webサイトを初めて製作する人にもおすすめです。
目次
1. Webサイトを制作する方法
Webサイトを制作する方法は、大きく分けて2つあります。それぞれの特徴を理解し、自社の状況に合わせて最適な方法を選びましょう。
1-1. 自社で制作する
Webサイトを自社で制作する場合、HTMLやCSSなどの専門知識が必要となります。しかし、近年ではWordPressをはじめとするCMS(コンテンツマネジメントシステム)を利用することで、専門知識がなくても比較的簡単にWebサイトを制作できるようになりました。自社で制作するメリットとして、コストを抑えられる点、Webサイトの内容を自由にコントロールできる点などが挙げられます。
1-2. 外部に依頼する
Webサイト制作を外部に依頼する場合は、Web制作会社やWeb系フリーランスに依頼することになります。外部に依頼するメリットは、質の高いWebサイトを制作できること、Webサイト制作に割く時間や労力を削減できることなどです。しかし、自社で制作する場合と比べてコストが高くなる傾向にあります。
2. Webサイトの自社制作におすすめのCMS3選
Webサイトを自社で制作する際に便利なのがCMSです。ここでは、おすすめのCMSを3つ紹介します。
2-1. WordPress
WordPressは、世界中で利用されているCMSです。オープンソースで無料で利用できるため、導入コストを抑えられます。また、豊富なテーマやプラグイン(拡張機能)が用意されているため、カスタマイズ性が高く、さまざまなWebサイトを作成できます。初心者でも比較的扱いやすいCMSですが、自由度の高さゆえに、ある程度の学習が必要となる場合もあります。
2-2. STUDIO
STUDIOは、コードを書かずに直感的な操作でWebサイトを制作できるCMSです。ドラッグ&ドロップで要素を配置していくだけで、デザイン性の高いWebサイトを簡単に作成できます。デザインテンプレートも豊富に用意されているため、デザインに自信がなくても安心です。WordPressに比べて機能は限定的ですが、シンプルな操作性で、手軽にWebサイトを制作したい人におすすめです。
2-3. Google サイト
Google サイトは、Googleが提供する無料のCMSです。Googleアカウントがあれば誰でも簡単に利用できます。操作が非常にシンプルで、直感的にWebサイトを作成できます。Googleのサービスとの連携もスムーズに行えます。ただし、WordPressやSTUDIOに比べると、カスタマイズ性や機能性は劣ります。簡易的なWebサイトを、手軽に作成したい人におすすめです。
3. ECサイトの自社制作におすすめのサービス3選
ECサイトを自社で制作する際には、専用のサービスを利用するのが便利です。ここでは、おすすめのサービスを3つ紹介します。
3-1. BASE
BASEは、初心者でも簡単にECサイトを開設できるサービスです。初期費用や月額費用が無料で、必要な機能が揃っているため、手軽にECサイトを立ち上げられます。デザインテンプレートも豊富に用意されているため、コーディングの知識がなくても、おしゃれなECサイトを作成できます。また、集客や販売促進に役立つ機能も充実しています。
3-2. Square
Squareは、実店舗での決済システムで知られていますが、ECサイト制作のサービスも提供しています。SquareのECサイト制作サービスは、シンプルで使いやすく、初心者でも簡単に操作できます。SquareのPOSレジと連携することで、在庫管理や売上管理を効率的に行うことも可能です。実店舗とECサイトの両方でビジネスを展開している人におすすめです。
3-3. カラーミーショップ
カラーミーショップは、機能が充実したECサイト制作サービスです。豊富なデザインテンプレートに加え、SEO対策やマーケティングなどに関する機能があり、本格的なECサイト運営ができます。先述した2つのサービスと異なり無料プランはありませんが、機能は充実しています。中規模以上のECサイトを運営したい人におすすめです。
4. Webサイト制作であると便利なツール4選
Webサイト制作を効率的に進め、より質の高いコンテンツを作るために役立つツールは数多く存在します。ここでは、Webサイト制作において特に便利なツールを4つ紹介します。
4-1. Canva
Canvaは、Webサイトのデザインに役立つ画像編集ツールです。豊富なテンプレートや素材、フォントが用意されています。操作も直感的で、デザインの知識がなくても、プロ並みのクオリティの画像を作成できます。Webサイトのバナーやアイキャッチ画像、ソーシャルメディア用の画像など、さまざまな用途に活用できます。
4-2. Pixabay
Pixabayは、高品質な画像素材を無料でダウンロードできるサイトです。商用利用可能なフリー素材が豊富に揃っているため、Webサイトに使用する画像素材を探す際に役立ちます。
4-3. Google アナリティクス
Google アナリティクスは、Webサイトのアクセス状況を分析できるツールです。Webサイトへのアクセス数やユーザーの行動などを分析することで、Webサイトの改善に役立てられます。Googleが無料で提供しているツールなので、誰でも簡単に利用できます。
4-4. Ahrefs
Ahrefsは、SEO対策に役立つツールです。Webサイトのキーワードランキングや被リンク状況などを分析することで、Webサイトの検索順位向上につなげられます。競合サイトの分析にも活用できます。Ahrefsは有料ツールですが、無料で使えるツールも用意されているので、まずは試してみると良いでしょう。
5. Webサイトの種類
Webサイトは、その目的や用途によってさまざまな種類に分けられます。ここでは、代表的なWebサイトの種類について解説します。まずはどのようなWebサイトを制作するのかを明確にして、必要なツールやリソースについて考えましょう。
5-1. コーポレートサイト
コーポレートサイトとは、企業の情報を発信するためのWebサイトです。企業理念や事業内容、会社概要、IR情報などを掲載します。企業の信頼獲得や認知度向上、顧客との良好な関係構築などを目的としています。
5-2. ブランドサイト
ブランドサイトとは、企業や商品、サービスのブランドイメージを構築・強化するためのWebサイトです。ブランドの世界観や価値観を表現することで、顧客の共感を深め、ファンを獲得することを目的としています。
5-3. 採用サイト
採用サイトとは、企業の求人情報を掲載し、採用活動を行うためのWebサイトです。企業の魅力や求める人物像などを発信することで、優秀な人材の獲得を目的としています。
5-4. ECサイト
ECサイトとは、商品やサービスをインターネット上で販売するためのWebサイトです。顧客はECサイト上で商品を選び、注文から決済までを完結させられます。
5-5. オウンドメディア
オウンドメディアとは、企業が自社で運営するメディアのことです。ブログやニュースサイト、動画配信サイトなど、さまざまな形式があります。顧客に役立つ情報やコンテンツを発信することで、顧客とのエンゲージメントを高められます。見込み顧客の獲得や顧客ロイヤリティの向上を目的としています。
5-6. ランディングページ
ランディングページとは、特定の商品やサービスの販売促進を目的としたWebページのことです。広告やメールマガジンなどからユーザーを誘導し、商品購入や資料請求などのコンバージョンを促すことを目的としています。
【まとめ】制作するWebサイトの種類や目的に適したツールを選ぼう
Webサイトは、企業や個人にとって、情報発信やビジネスを行ううえで欠かせないツールとなっています。
Webサイトを制作する際には、まずどのような種類のWebサイトを作成したいのか、その目的を明確にすることが重要です。コーポレートサイトで企業情報を発信したいのか、ECサイトで商品を販売したいのか、あるいはオウンドメディアで顧客とのエンゲージメントを高めたいのか、目的によって最適なWebサイトの種類や制作方法、ツールは異なります。
たとえば、コーポレートサイトやブランドサイトを制作する場合は、WordPressやSTUDIOなどのCMSを利用するのがおすすめです。ECサイトを制作する場合は、BASEやSquare、カラーミーショップなどのECサイト構築サービスを利用すると良いでしょう。
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